8時20分頃、国会の委員長室の私の携帯に内閣官房副長官から解散詔書の閣議決定がなされたとの報告が入った。11時に議院運営委員会の理事会を開催し、12時30分の委員会、13時の本会議を決定し、解散のスケジュールが最終的に確認された。
これと平行して11時30分から両院議員懇談会が開かれ、総理が冒頭、反省と謝罪を含め結束を呼びかけ、総選挙を一丸となって戦おうとの発言があり、それぞれに意見はあったが、いずれも選挙に向かって一致団結を確認し、全員で必勝体制を組もうという趣旨のものであり、全員が了承する気運が出来た。
最後は総理から、日本の安全を守り、外交防衛政策をしっかりと前に進め、景気対策を実現し、年金、介護、医療、社会保障全体の財源をしっかりと組み立て、それを実現できるのは自由民主党であり与党である。この選挙を戦い抜いて、国民の安心・安全の生活を実現するために皆で頑張ろうという決意表明がなされ 、幹事長の音頭で「皆で団結頑張ろう」と一斉に声を合わせた。そこにいた者全員がこれで結束できたと実感した。これをもっと早くやっていれば良かったのではないかという声が出る程、選挙を前にして、やはり自民党だなと思いがしたのは私だけではないと思う。
解散の本会議は、開会と同時に官房長官が紫の袱紗(ふくさ)をのせた天皇陛下の解散詔書を事務総長を通じて議長に渡し、議長がそれを朗読し、その朗読が終わると同時に一斉に万歳の叫び声が上がった。
過去2回の解散の本会議では、とりわけ前回は郵政解散の突然の解散であったこともあり、何故、解散で身分を失うのに万歳をしなければならないのか、という声も聞かれバラバラであったが、今回は、任期満了の間近であり、期が熟した解散という思いも手伝って盛大な万歳の声になったように感じた。
党本部で15時半頃に公認証書を受け取り直ちに東京駅に向かった。東京駅では、テレビ取材に捕まった。私は、「有権者一人一人に語りかけ着実な運動を展開すること。あくまでも誠意を持って政策を述べ、反省すべきは反省し、しかし、我が国の平和と安定、安心の暮らしが守れるのは、自民党であることをしっかりと述べていくならば、必ずや有権者の理解は得られる。直ちに地域に帰って活動を開始する」とコメントを述べた。思い起こせば 前回選挙の解散当日も真っ先に地元へと急いだ自分の前に、カメラが並んで、駅のホームでインタビューを受けたことを思い出す。

<急いで戻った地元事務所で支援者の方々と>
いよいよ明日から連日暑い日が続くことになる。